地域救命救急センター外来(以下、救急外来)は、主に広島西2次医療圏における救命救急センターとして中等度から重症患者を受け入れています。医師や放射線技師・臨床検査技師など多職種と連携しチームの一員として、緊急度・重症度が高い患者へ診療や検査処置の介助を行います。また、救急外来は重篤な状態で搬送される方も多く、患者家族の精神面へのケアが不可欠であり、看護師は患者家族の心理的変化に合わせて看護を展開しています。
救急外来では、新人(経験採用者)の育成計画に沿って段階的に成長できる環境を整えています。またプリセプター制度により継続的に支援できるよう取り組んでいます。
日々の業務は先輩看護師とペアで行い、受け持ちや処置介助、記録、家族看護などを実践の中で学ぶことができます。そのため具体的な振り返りができ、新人(経験採用者)それぞれの理解度や習得度に合わせた支援につながっています。
救急外来の特徴として、練習物品や環境が整っていることが挙げられます。自己練習だけでなく、看護師や医師とともにシミュレーションやレクチャーなど積極的に取り入れており、部署全体で学び成長できる部署です。
救急外来は、急性期病院の入口として様々な患者を受け入れ、看護を提供しています。高度な医療を提供するため、専門的なスキルが習得でき多職種チームの一員として役割が発揮できる部署です。教育体制やサポート体制も充実しており、部署内で学び成長できる環境が救急外来の強みであると思っています。
看護師の年齢層は20~60代と幅広く、活気があり元気な職場です。
JA広島総合病院の救急外来で、みなさんと一緒に救急看護が実践できることを楽しみにしています。
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