職場を知る

部署:内視鏡センター

JA広島総合病院

看護におけるポイント

内視鏡センターは消化器内科医師・呼吸器内科医師、看護師、臨床工学技士、医療事務、医療補助者、洗浄員の多職種チームで力を合わせて、年間約10,000件の消化器、呼吸器領域の検査・治療を行っています。
癌の診断には内視鏡検査が重要ですが、内視鏡検査は苦痛を伴う検査であるというイメージがあり嫌厭されがちです。
少しでも検査・治療を安心して受けていただけるにはどうしたらよいか、研究会に参加したり会議を重ねて研鑽を積み、「安心・安全」をモットーに、患者さんとの対話や笑顔を大切にしています。
次回以降もまた当センターで検査・治療をしてもらいたいと思っていただけるような場所であるよう、スタッフ一同心がけています。

新人(経験採用者)の教育方針

2022年から内視鏡センターにも新人配属されるようになりました。内科的疾患でけではなく、内視鏡検査時の看護の習得ため、1人のプリセプターナースが1人のプリセプティナースを担当し、アソシエートナースの支援を受けながら、教育計画に沿って1年間指導・支援を行っています。
またプリセプターだけでなく、部署全体で新人育成に取り組んでいます。また病棟への院内留学を実施し幅広い看護実技や内視鏡検査前後の看護の習得もできます。1年間で様々な経験をすることで自信がつき、看護実践に繋げることができます。
2年目は看護実践報告会で発表することを目標に、看護研究計画立案、看護展開ができるようそれぞれ課題をもって看護に取り組んでもらうようにサポートしています。

入職希望者に向けてのメッセージ

検査部門だけに、外来や病棟はもちろんですが、健診などのさまざまな患者層の対応をしていきます。
看護学生時代に習ってきた看護との違い短時間で患者情報の収集や患者との関係性作りや検査から治療など幅広く覚えることが多いため最初は大変と思うことが多いですが、1つ1つできることが増えやりがいにもつながります。緊急内視鏡検査の対応をするため2交代夜勤をしています。緊急検査がない時間帯には、消化器内科病棟へ療養支援にいき、広範囲な看護実践の展開も経験できます。
チームでの看護を大切にして、患者個々にあった個別性のある看護を目指しています。検査前から検査中検査後一連の看護展開ができる部署です。