職場を知る

部署:人工腎透析センター(外来部門)

JA吉田総合病院

看護におけるポイント

患者さんは、週に2回~3回、3時間~5時間の透析治療を受けられています。
循環器系の合併症を持つ患者さんが多いため、胸部症状を観察しながら急激な血圧低下に注意し、安全で苦痛のない透析治療・看護の提供を心掛けています。また、在宅で食事療法と水分管理といった自己管理が必要となるため、管理栄養士の指導に加え、毎月の検査をもとに患者さんに合った食事指導や制限のある生活の不安や負担が軽減するように支援をしています。
独居で高齢の患者さんができる限り住み慣れた在宅から、通院透析ができるように当院ではこまめに在宅訪問を行い、家族の方・地域のケアマネージャーと連携したサポート体制を強化しています。

新人(経験採用者)の教育方針

院内の看護科全体研修に加えて、透析センターでは入職者や異動者の成長に合わせた教育方法を考えています。
透析機器操作や透析患者の特徴を知り、透析治療の流れが理解できるように指導をおこなっています。臨床工学士と看護師2名の実施指導者も付いて、技術のサポートも丁寧に行います。また、不安な気持ちや悩みをサポートするプリセプターも付き、1か月・3か月・6か月・1年と定期的に振り返りの場を持ちながら支えていきます。出来ているところを共有し、課題を明らかにして取り組めるように心を砕いて関わっています。

入職希望者に向けてのメッセージ

患者さんは週に2~3回通院されるので顔なじみになり、暖かい雰囲気の職場です。卒後2年目から20年以上のエキスパートナースまで様々なスタッフがサポートさせて頂きます。
臨床工学技士をはじめ、スタッフみんなで学習面、手技の習得まで丁寧に関わっていきます。安心して仕事に従事してもらえるようにサポートしていきますので、ぜひ、私達の仲間になって一緒に働きましょう。心からお待ちしています。