当院手術室は、夜勤二交代制で24時間緊急手術にも対応出来るように医師、看護師をはじめ、臨床工学技士、放射線技師、臨床検査技師、薬剤師と連携を取り、患者さんが安心して手術を受けられるよう専門的知識・技術の向上に努めています。
手術が行われていない時間は、手術関連病棟への療養支援を実施しています。療養支援を通し術中看護だけではなく、術後も患者さんと関わることができる体制をとっています。患者さんの退院後の生活を見据えた術前から周術期という一連の流れで、手術室看護師として、患者さんやご家族に寄り添い、退院後の不安を傾聴していきながら看護実践が出来る体制構築を目指しています。
2024年新棟への移設に伴い、教育体制の見直しを行っています。手術室内の教育担当グループを中心に、“安心して手術業務や周術期看護が実践できる環境を整え、みんなで育てよう”という手術室のスローガンを念頭におき、新たな教育体制を構築しています。
また、その日の経験を指導者と振り返り、疑問や不明点をその場で解決できる環境を整えています。振り返りの場では、次回への課題を見出す機会となり、毎日目標を持って業務することができています。安心して周術期看護が実践出来るよう手術室スタッフ全員で支えています。
手術室は、患者さん・ご家族に安心・安全な周術期医療・看護を提供して行くために多くの専門職と協力しながらチーム医療を実践しています。手術室は多くの知識や技術が必要となるので難しいと思われている方も多いですが、手術室スタッフ全員でサポートしていきます。
手術室の一員として、共に成長し、患者さん・ご家族に寄り添った看護を提供できることを楽しみにしています。
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