広島総合病院は広島西二次保健医療圏の中で唯一、救命救急センターを有している急性期病院で、年間4,000台以上の救急車を受け入れています。搬送された重症患者さんや観察・ケアがより必要な患者さんが地域救命救急センター病棟に入室されます。患者さんの状態に応じた看護ケアが提供できるよう、患者さんへの対応を24時間体制で行っています。救急受診される方々は患者さんご本人だけではなくご家族も不安が大きいため、ご家族へのケアも大切にしています。
今の患者さんの状態を少しでも早く理解され、納得した治療が受けられるよう、説明や丁寧なケアを心がけています。
広島総合病院では、新採用看護職員への教育にプリセプターシップ制度を導入しています。
地域救命救急センター病棟でも、そのプリセプターシップに則ってプリセプターを配置して、新採用看護職員への知識・技術面だけではなく、精神的なケアも行い、安心して知識や技術が学べる環境を整えています。また、主任や副主任を中心にプリセプターと指導計画を調整しながら、個別性に応じた指導を行い、実践を通じて確実に知識や技術が習得できるように学べる環境調整を行っています。
広島総合病院は広島県西部の急性期医療の拠点となっており、様々な患者さんが受診・入院されるので、みなさんが看護師として成長するために多くの経験ができる環境です。そして、皆さんの個性や看護実践を活かして看護師ひとりひとりが活躍できる病院だと考えています。初めは知識や技術の習得が優先されると思いますが、みなさんの持つ「強み」を活かして個々が輝いて看護実践ができるよう支援していきます。病院の掲げる「働いてよかった」が、患者さんの「受診してよかった」につながるよう、共に頑張っていきませんか?
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